都内にも投資用収益不動産はある
これはどういうものかと言えば、要するに賃貸マンションとか賃貸オフィスビルなど賃貸用不動産のオーナーとなり、それを貸し出すことで賃貸料収入を得ようとするものです。
昨今の預金金利などと比較するとはるかに高い利益率が得られるため、低金利の時代では投資として注目されている手法の一つになっています。
ただし気をつけないといけないこともあって、最も基本的なこととして借り手がつかない空室状態では1円の収益も生み出しません。
借りる人がいて始めて収入が得られるわけです。
ですから、どれくらい需要がありそうな物件なのかをしっかりと見極めることが大事になってきます。
今まで賃貸住宅に住んでいた人であればもしかしたら気づいていないかもしれませんが、不動産のオーナーになるというのは例えば納税の義務も発生します。
不動産は一度建ててしまえばそれで終わりというようなものでは決してなく、適切に修繕とかメンテナンスをしなければ長い年月にわたって良い状態を保つことはできません。
それらの原資は確かに借主がオーナーに支払う月々の賃貸料ではあるのでしょうが、オーナーはその賃貸料の全てを自分の自由にして良いと考えるのは早計であって、その中から固定資産税を納める準備をしておかないといけませんし、修繕とかメンテナンスの費用もそこから捻出する必要があります。
そしてこれらは空室であっても基本的にはかかることを忘れてはいけません。